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仮想通貨とは何か?

21世紀になって登場した仮想通貨は、新しい通貨でありこのまま発展すれば私たちは紙幣誕生以来の、それ以上の大きな歴史的転換点を目撃することになるかもしれません。

驚くべき事に、仮想通貨は日本の法律によって既に認められています。
2017 年 4 月 1 日に「仮想通貨法」が施行されているのです。
それによると、仮想通貨は次のように定義されています。

資金決済に関する法律 第二条 5 この法律において「仮想通貨」とは、次に掲げるものをいう。 一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの 二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移することができるもの

一見、電子メネーの一種と誤解されがちですが、別の物です。
例えば、日本においてSuicaやナナコなどの電子マネーにチャージされるポイントはあくまでも円を電子化したものです。電子マネーを取り扱う企業が円を預かり、場合によっては融資することでポイント化されますので、電子化されたとしてもあくまでも円なのです。

仮想通貨は、円とは全く別の通貨です。ビットコインなどの仮想通貨を買うということは、ドルやユーロを買うことと同じです。
ただし、硬貨や紙幣のような実態はなく、ネット上に存在する実態のない電子暗号が通貨として扱われます。
この辺が電子マネーと似ているために電子マネーと感動されがちです。

別の通貨であるという特性として為替差益が存在します。
ドルやユーロを買えば、ドル高・ユーロ高によって得をし、安くなれば損をします。
通常の電子マネーかしたポイントは円と連動していますのでチャージした電子マネーを放置しても高くなったり安くなったりしないのです。

ちなみに最初のビットコインは1Bitで0.225円だったそうですから、そこから220万円に値上がりしたという金融市場異例中の異例である値上がりと言えます。ちなみに、これに匹敵する暴落は存在します。

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